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クッションのカバー
2009 / 11 / 29 ( Sun )
クッションのカバー

でく工房で作る座位保持装置(ざいほじそうち)のクッションは、市販の椅子のクッションと違いたくさんの凹凸があります。それは体を支えるために必要な形なのです。
製作手順としてはまずウレタンをその形に削りそれから、そのクッションにカバーをかけることになります。平面の生地をどうやってこのような形に添うようにきれいに縫うことができるのでしょうか。どんな形に生地を切ったり、縫ったりするのでしょう。


型をとる1 型をとる2 型をとる3
     ①                                     ②
①クッションをそのまま生地の上にのせて型をとります。
②それから生地がぴったりクッションにくっつくようにピンを打っていきます。また裏返して、クッションの際に沿って印をつけます。
全ての面で同じことをして、印のついた生地を縫い合わせていくというわけです。
とはいえ、この説明ではよくわかりませんね。
もしわかったとしてもたぶんうまくはいかないと思います。
生地の伸び方や凹凸の形によって縫い方を変えなければうまくはいきません。そこが腕の見せ所というわけです。
平面の生地が立体をきれいに包んでいるのを見ていつも感心してしまいます。
でも形によってはとても難しく、そんな時は頭も使い、神経も使うそうです。


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08 : 40 : 39 | 座位保持装置 | コメント(0) | page top↑
歩行器
2009 / 11 / 15 ( Sun )
■■■ 歩行器 ■■■

「歩行器」という製品があります。
サドルに乗って足を前に進めて使うもの、サイドのフレームを押さえ、背中のフレームで腰を支えながら進むもの、丸いフレームにすっぽり入って進むものなどいろいろな形のものがあります。以前よりずい分種類もふえてきました。



  SRCウォーカー PCW白バック UFOウォーカー

製品のまま改良せずに納めることもありますが、ちょっとここに支えがあればとか、このあたりにベルトがあるといいのだけれど、というリクエストがあることも多く、そんなときはでく工房で部品を追加するわけです。
最近は、そんな改良のリクエストに答えて、元々の製品にオプションとしてベルトやパットがつけられるようにもなってきました。
どんどん製品が進化してきていますので、私たちの技術やサービスも進化させていきたいと思っています。
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