車椅子の仕様を考えるときに
2012 / 05 / 31 ( Thu ) 「車椅子を購入しようというときに、何か資料などありますか」と聞かれました。
もちろんいろいろなメーカーのカタログはあります。 幅がどれくらい、どんな機能がついているかなど車椅子の仕様情報を得ることができます。 でも購入する立場からは、こんなアドバイスがほしいのではないでしょうか。 例えば車椅子の幅は「自動車に乗せる予定ならば、そこに入る幅を考えてください。また、部屋の中の廊下の幅や入り口の幅も考慮したほうがよいです。」とか「押し手の高さは、実際にサンプルの車椅子を押して試してみてください。外で使うのならば、靴をはいて押してくださいね。裸足やスリッパだと高さが違いますから。」 他にもヘッドレストのこと、アームレスト(肘掛け)のことなども聞きたくなります。 このようなことは、お客様と実際にお会いしてお話ししていますが、車椅子の購入を考えているときに事前にこのようなアドバイスがあるとよいのではないかと考えました。 以前「こどものための用具えらび」というチラシを作りましたが、今度は“車椅子の仕様を考えるときのヒント”というようなものを作ろうかなと思っています。 でく工房でいくら情報を持っていても、その中からお客様に求められるものを取り出して整理して、わかりやすくご提供しなければ意味がありません。 こちらのひとりよがりにならないように、お客様の声をお聞きしながらの情報提供できるようにしていきたいと思います。 こんな情報が欲しい、こんなパンフレットがあれば、とお考えでしたらどうぞお知らせください。 でく工房光野会長のブログ http://mitsunoy.jugem.jp/ スポンサーサイト
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モノ・モノ
2012 / 05 / 14 ( Mon ) 先日、中野のモノ・モノに行きました。
ここは「日本の手が作る、美しく長持ちする暮らしの道具を集めて秋岡芳夫とグループモノ・モノが1970年代につくった店」です。 木や漆の器、竹製品、陶磁器、ガラスのグラス、家具など、どれも丁寧に作られたものが置かれていてます。長く、毎日使いたくなるものばかりです。マンションの一室で靴を脱いでゆっくり見ることができます。販売もしていますので、一度いらしてみてください。 http://www.monomono.jp/ ![]() この“モノ・モノ”はでく工房と深いつながりがあります。 「でく工房を始めよう」と決めてから、光野、松枝、竹野たちが、全く面識のない秋岡さんの元を訪ねたそうです。 秋岡さんはそんな若者たち(当時)を快く迎えてくれて、お酒を飲みながら夜まで、若者たちの「でく工房」への思いを聞いてくれたそうです。 そしてその後ずっと「でく工房」を応援してくださいました。 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E5%B2%A1%E8%8A%B3%E5%A4%AB) でく工房を始めてから、光野、竹野が中心になりモノ・モノで「木考会(もっこうかい)」を定期的に開くことになりました。 家具を作る人、仏像を作る人、伝統工芸品を作る人など、いろいろな分野のたくさんの若者たちが、熱く語り合い、勉強しあう会になりました。実はここで私も竹野と初めて出会ったのです。 でく工房にとっても、私にとっても特別な場所がモノ・モノです。 |
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