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2012 / 07 / 31 ( Tue )

 でく工房では、「座位保持装置(ざいほじそうち)」というものを作っています。
国の制度上「座位保持装置(ざいほじそうち)」といわれているのですが、「はい、これが座位保持装置です。」と1枚の写真で示すことはできません。さまざまな形と仕様があります。

座位を保持する装置、というとなんだか仰々しいもののように思えますね。
簡単に言えば、支えなどをつけて座れるように工夫した椅子、と思っていただければわかりやすいかもしれません。

仕様を決める時に大事なこと。
もちろんお子さまの体の状態によってある程度の仕様は決まってくるかもしれませんが、それ以外に重要なことは、
毎日の生活の中で何をしたいのか、どこで使いたいのかです。
それによって形や仕様もずいぶん違ってきます。
ほんの一例ですが、下にあげてみました。

お友達と遊ぶときには低く、家族と一緒に食事をするときはテーブルの高さに合わせて、ということです。
上下するフレームに座位保持装置がのっています。
DSC00706.jpg 


低い座面に、ということでこの形状になりました。
高い椅子ばかりではなく、おうちの中での使い方によってこのように低くする場合もあります。
座椅子 
 

幼稚園の椅子だとすわりずらくてじっと座っていられないので、落ち着いて座っていられるようにというリクエストで。
おしりがすっぽりおさまって、背中と座面の角度や高さ調整をつけて一番落ち着けるように調整できる椅子にしました。
レポ1 レポ2  



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15 : 46 : 43 | 座位保持装置 | コメント(0) | page top↑
富士登山
2012 / 07 / 18 ( Wed )
富士山に登ってきました。

“この夏富士山に登ろうよ”と会長に誘われてから数か月、この日に向けて毎朝30分ウォーキングして備えていました。


10代から60代と幅広い年齢構成の「富士山友の会」8名。
会長以外は全員山登り初心者。不安の中の出発です。
1日目は暑すぎず、寒すぎず、時々酸素を吸いながらも雄大な景色を眺めながら全員余裕の登山。
8合目で山小屋にお泊り。
富士山1 
夜中2時に起床しさあ出発。
ところが昨日とは打って変わり、突風、雨、寒さに耐えながらの山登りです。
私は少々高山病気味で頭痛と吐き気。酸素を吸いながら黙々と足を進めます。

富士山2 

頂上を目前に、私は家に残した子供のことが頭をよぎり、この突風で怪我したり、死んだりはできないと思い登頂を断念。他の7名は頂上に。

富士山4 

全員無事に下山することができました。
人生の中で富士山に登るということは考えたこともなかったのですが、このような機会を与えてくれた会長に感謝です。
ただ登頂することができずに心残りです。
だんだんとまた登ってみたくなっています。
いつか誰か一緒に挑戦してくれないかしら? 


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