「積水ハウス」福祉・住まい・くらしについて
2018 / 07 / 28 ( Sat ) 本日7月28日(土)は、台風接近という悪条件の中での勉強会でした。
幸い、まだ雨がまだ本降りではなかったので、予定していた方全員の方が工房に集まることができました。 今日は積水ハウスの山村さんの話です。 ご両親の介護、グループホームでの手伝い、病院での仕事を通して、障害のある方も、高齢者も、環境を整えればもっと過ごしやすくなると感じ、再び建築の仕事に戻った山村さん。 今は積水ハウスで、使いやすい家の提案やリフォームの相談などをしています。 ![]() 建築の法律の話からはいり、福祉住居の考え方と実例にうつります。 「福祉は住居に始まり住居に終わる」という言葉もあるとのこと。 住居は、建物そのものだけではなく、法律のこと、その中で使われる用具のこと、人の動きなど、生活するすべてのことを含むとおっしゃっていました。 ヒートショックがもたらす事故の話。 トイレや浴室などは、将来に向けて、どこでも手すりをつけられる壁にしておくと、手すりの付け替えも楽。 開口部を広くしておくと、介助がしやすい、浴槽も、介助スペースがあると、ゆっくり安全にお風呂にはいることができます。 ![]() ![]() そして、介助しやすいトイレの話です。 開口部を広する扉に変えたり、手すりをどこにつけると本人も介助者もやりやすいかを写真を見ながらの説明です。 また、汚れに対する解決策の具体的な方法も、ご自分の体験を交えながらの話なので説得力があります。 ![]() 今日は、車椅子ユーザーのお子さんを持つご家族が、具体的に、リフォームの相談もされて帰りました。 有意義な時間はアッという間でした。 午後の工房開放も、新たに3組のお客様がいらしゃいました。 みなさん初めて工房にいらした方ばかりで、自己紹介を交え、交流を深めることができました。 |
楽しくて・ちょっとためになり・元気がでる日!
2018 / 07 / 03 ( Tue ) 7月1日にRISURUホール(立川)で第2回「楽しくて・ちょっとためになり・元気が出る日!」を開催いたしました。 仕事で出会う素敵な方々。 その方たちから聞く楽しいお話、元気になるお話、ためになるお話などを、もっと多くの方にも聞いていただきたいという思いから、この会をスタートしました。 福祉機器展では、一方的にこちらから情報をお伝えするだけですが、お客様の声をお聞きする場を作りたい、また、集う方たちどおしが知り合い、和が広がる場を作りたいという思いもありました。 部屋がいっぱいになるくらい大勢の方が来てくださり、途中帰られる方はほとんどいませんでした。 「遊びで育てるコミュニケーション」 森岡典子さん 「いのちをありがとう」 山口かほるさん 「ゆたかの笑顔とともに」 佐藤真弓さん 「Fun for everyone」 奥山俊博さん 「障害児・者と共に歩み、共に生きる、まちづくり」 清水敦子さん アンケートにお答えいただいた全員の方が「来年も開催してほしい」と書いてくださいました。 来年もどうぞご期待ください。 |
こっぱ舎による勉強会
2018 / 04 / 21 ( Sat ) 今日は、こっぱ舎の橋本さんを招いての電動車椅子についての勉強会でした。
介助されているお子さんで、自走するのが難しくても、もしかしたら電動車椅子なら操作できるかもしれません。 操作パネルを変えたり、操作する方の動かせる力や範囲によってスイッチを変更したり、と細かい変更に応えてきた橋本さん。 そのノウハウのいろいろを話していただき、実際のデモ機を見せていただきました。 初めて電動車椅子を使ってみようと思ったとき、まずは使ってみること、つまりある期間、デモ機に乗って生活してみることが大切です。 こっぱ舎さんでは、何台かのデモ機を持っていて、貸し出して使ってもらってから、仕様を決め、スイッチ類などの改造をしているそうです。 ![]() こっぱ舎さんは、細かく対応してくれます。 「お客様の声を直接聞くことができ、工房ならではの、 “あるテク、ある材” によって、いろんなチャレンジができる」とのこと。 確かにそうかもしれません。 本当はメーカーさんで、お客様の声をひろい、細かくどんどん改良してくれるといいのですが。 ☆お得情報 車椅子につけるライトなどのアクセサリーは、トラック用品専門店に行くといいそうです。 キラキラものや、派手なライトやアクセサリーが見つかりますよとのことです。 勉強会の最後には全員でゲーム スウェーデンのゲーム「サムスペル」で遊びました。 ![]() ![]() |
3月最後の勉強会
2018 / 03 / 31 ( Sat ) 今回の講師は西川ラボラトリーの山田さん
西川ラボラトリーは、下に紹介する車椅子やバギーのメーカーでもありますが、直接お客様のところに伺い、座位保持装置などを作っています。 つまり、お客様の声をすぐに製品開発に反映させることができるのです。 製品が完成したからそれでおわりではなく、小さなご要望も見逃さず、常に改良し続けている姿勢を知ることができました。 ■まずは、ポスキーウィルチェアーSH キッズフェスタ(http://www.kidsfesta.jp/)で発表するとのこと。 モジュール型、ティルト&リクライニング 背張りシートに骨盤サポートがついています。 サイズの拡張ができますので、小さいお子様の成長にともない、長く使うことができます。 ![]() ■ポスキー便座 おむつで排泄をするのが当たり前、ではなく、支えのある便座があれば、自分で排泄することもできます。 軽くて、価格も手ごろなのでもっと普及したいとのこと。 でく工房も紹介していきます。 ![]() ■ポスキーバギー 長く愛されているバギーです。 それでも改良は続いています。 いろいろな改良点をお聞きしたので、これもお客様にお伝えできると思います。 ![]() ■ヘッドポッド 頭がガクンと落ちてしまう方が、このヘッドポッドで支えればうまくコントロールできます。 これでQOLがグンとアップ。 まだまだ知られていない製品ですが、どうやって広めていこうか考えているとのことです。 http://www.headpod.com/ ![]() ★次回勉強会のお知らせ 「こっぱ舎」電動車いすの選び方を学ぼう! 4月21日(土) 10:00~12:00 どなたでも参加できます。 事前にご連絡ください。 ★キッズフェスタ でく工房 ブースNO R24 4月14日(土)~15日(日) 東京流通センター |
優良企業表彰 受賞しました
2018 / 03 / 09 ( Fri ) 東京都信用金庫協会しんきん協議会連合会主催の、優良企業表彰において、優良企業に選ばれました。
でく工房のメインバンクである、多摩信用金庫から推薦していただき、今回、賞をいただけることになりました。 授賞式は本日ですが、前日の昨日、お祝いの花束が贈られてきたので、記念写真を。 このように賞をいただくことは、本当にうれしく、また励みになります。 これからも、地域に根差して、日々努力を続けたいと思います。 ![]() ![]() |
MATSUNAGA製品を知ろう!
2018 / 03 / 05 ( Mon ) 3月3日(土)
松永製作所の宮崎さんが講師です。 「マイチルト・ミニ 3D」を詳しく説明してくれました。 今まで欲しかった機能が満載です。 使用する方だけでなく、介助する方にも配慮した機能に感動!! ①小柄な方向けの超コンパクト・ティルト&リクライニング車椅子 ②リフトアップ機能付きで、真横への移動、その場での旋回が可能 ③極限まで手前に引きこんだ足台 ④円背の方にも対応する背フレーム前折れ機能 ⑤高さ、前後、左右まで自由に調整できる「スネークヘッドサポート」 ⑥工具レスで調整可能 ![]() ①小柄な方向けの超コンパクト・ティルト&リクライニング車椅子 ![]() ②リフトアップ機能付きで、真横への移動、その場での旋回が可能 ![]() ④円背の方にも対応する背フレーム前折れ機能 ![]() ![]() ⑤高さ、前後、左右まで自由に調整できる「スネークヘッドサポート」 ![]() ■次回の予告 3月31日(土) 10:00~12:00 「西川ラボラトリー」製品を知ろう!! 13:00~15:00 工房開放日 ★どなたでも参加できます。無料。参加される場合は、事前にご連絡ください。 042-542-7040 でく工房 |
本日勉強会をしました
2018 / 02 / 17 ( Sat ) 本日は、今年2回目の勉強会 ◆午前中 「MIKI(FORCE)」製品を知ろう! モジュール車椅子についての話しです。 メインフレームに対して、ある機能をもった部品を組み合わせることにより、 カスタマイズしていけるのが、最大の特徴です。 また、モジュール型の車椅子ならではの使い方としては、デモ機を試す際に それに対して、これを足す、これを引くということを試すことができ、 イメージもつけやすい。 今回はNOVAⅣ Type C Series (介助型車椅子) ![]() ●新機能オプションとして、強度をアップしたアームレスト 立ち上がりの際、アームレストを支えとして立ち上がっても、 アームレストが変形したり、折れたりすることなく、 しっかりと強度が保てる構造に改良されています。 ![]() ●ワイヤ連動式フットブレーキ ワイヤーにテンションがかかるのは、ブレーキをかけるときだけ。 ブレーキがかかっている間はワイヤーにテンションはかかりません。 つまりワイヤーが伸びるてしまう可能性をひくくした構造になっています。 本日は、種本さん、作田さん ありがとうございました。 ◆午後 工房開放日 「レポ-seat」を試したいということで 親子3人のお客様がいらっしゃいました。 ![]() お兄ちゃんは今年小学1年生。 学校で使える椅子を試したいとのことでした。 今通っている幼稚園で使ってみます、とお持ち帰り。 ちびちゃんたちは、座るだけじゃ飽きちゃう、 というわけで、二人でウレタンやベニヤの端材を使って工作!! いっぱいおみやげもらって帰りました。 楽しんでくれたかな? また、遊びに来てね。 皆さんも、気楽に遊びにいらしてください。 ************* 来月の勉強会のお知らせ 参加無料 参加される方は事前にご連絡ください。 042-542-7040 ■3月3日(土) 10:00~12:00 「MATSUNAGE」製品を知ろう ■3月31日(土) 10:00~12:00 「西川ラボラトー」製品を知ろう 13:00~15:00 工房開放日 |
テクノグリーン勉強会
2018 / 02 / 03 ( Sat ) 2018年 第一回目の勉強会は、昨年にひきつづき、テクノグリーン販売の立野さんと青木さん
前半は、青木さんが KUDO の製品説明 長い間愛されてきたパンサーに変わり、KUDOが登場 介助型車椅子です。 フレームがしっかりできていて、モールド型のクッションをセットしやすいため、 学校などでもよく使われます。 リクライニング&スイング型のティルトです。 スイング型なので、全長が短く、コンパクトなので、狭いスペースに搭載できます。 また、間違えてレバーを握って倒れたりすることのないように、リクライニングのレバーが 座面の下で操作するようになっているのも工夫のひとつ。 これらの特徴をよく理解して、お客様のニーズにお応えしていきたいと思いました。 後半は、立野さんの「パンダフレームの修理」について 構造を知っていると、簡単に直せます、という説明のもと、実際に手を動かしての実習 ![]() 「ティルトレバーを動かしてもティルトしない」 本来ティルトさせるときは、レバーを軽く下に押しながら座面をティルトさせるのですが たまに、レバーそのものを思いきり下にさげたりすると、こんなことが起きます。 部品をはずして、レバーの曲りを直して、セットし直し。 はい、完了!! やってみれば簡単ですが、なかなかここまでの説明を聞く機会がありませんので 今日のような勉強会で教えていただけるのは、本当に感謝です。 また来年もよろしくお願いします。 ********************* 次回勉強会のお知らせ 2月17日(金) 10:00~12:00 ミキ(FORCE)製品を知ろう NOVAⅣのTypeC の紹介 13:00~15:00 工房開放 どちらも参加費無料、どなたでも参加できます。 事前にご連絡ください。 お待ちしています。 |
今年の勉強会
2018 / 01 / 29 ( Mon ) 2018年のイベントのスケジュールが決まりました。
イベントカレンダーが更新されておりますので、ご確認ください。 さて、今年最初の勉強会は2月3日。 「テクノグリーン製品を知ろう!」です。 毎回、担当の立野さんが、製品をしっかりと説明してくださり、また新しい話題を持ってきて話してくださいます。 メーカーの方たちとゆっくり話す機会はめったにありませんので、 是非皆さんお越しください。 お待ちしています。 2月3日(土) 10:00~12:00 でく工房内にて 参加無料。 事前にご連絡ください。 042-542-7040 |
シーティングエンジニアという資格
2017 / 12 / 20 ( Wed ) 一般的に「SE」と聞くと、「システムエンジニア」と答える方がほとんどです。
しかし、福祉の世界では 「シーティングエンジニア」 の略が「SE」です。 日本車椅子シーティング協会が認定している資格で、全国で約300人がSEの資格を持っています。 「車椅子・シーティング基礎講習会」を受講した後、技術的、学問的にさらに深めた講習を受け、試験に合格してはじめて取れる資格です。 言われた道具を作るだけ、言われた製品を紹介するだけ、ということではなく、使う方の要望に対して、より適切な用具を提供する知識と技術を持った人材を養成することを目的としています。 でく工房のメンバー2人も、今年のSE試験に合格しました。 この資格を生かし、今まで以上に、お客様に喜んでいただけるよう仕事を進めていきますので、よろしくお願いいたします。 ![]() ![]() |